京都光華女子大学より、2名の学生さんが5日間の実習に来られ、
主に特別養護老人ホーム清水苑にて、給食に関わる業務を学ばれました。

具体的には、
・実際の献立の一部を考案していただき、召し上がられたご利用者様の声を直接聞く。
・厨房業務
・介護職やケアマネージャー、相談員、看護師などの他職種による会議(サービス担当者会議*1、フードサービス委員会*2)の見学
 *1:ご利用者様のケア全般について検討する *2:ご利用者様に提供する食事について検討する
・その他、施設の衛生管理や非常食について
などです。
栄養士実習の様子 栄養士実習の様子
また、六心会の他施設(介護老人保健施設ここちの郷、地域密着型特別養護老人ホームきいと)の見学もされ、清水苑との違いなどを見ていただきました。

実習最終日に感想を聞くと、

実習生のお二人

来る前は、「大丈夫かな」と不安でした。初日は1日緊張していて、疲れていたのか帰宅するとすぐに寝てしまうくらいでした。

管理栄養士について学校で学んでいるなかで、その仕事の厳しさや困難な一面も見えてきていたのですが、今回の実習では栄養士さんの実際の仕事を側で見させていただいたり、利用者様と接する機会があったりしたことで、改めて管理栄養士の魅力を実感できました。

コロナ禍ということもあり、人と接する機会が少ない中で、実習ではご利用者様から直に「ありがとう。」といった声を聞かせていただけて良かったです。

担当させていただいた当施設の管理栄養士も、学生のときに受けた実習について、

実習を担当した管理栄養士

まる1日厨房で実習される日もあり、体力的にも大変だったと思います。学校授業などではあまりないことだと思うので。
私も学生のとき実習前に先生から聞いていた話などもあって、とても緊張していたことを思い出しました。

私も、実習の期間は帰宅するととても疲れて、すぐに寝ていましたね。

とのことで、やはり実習は普段と違う環境に身を置くということもあり、ハードな面もあるようですが、学んでいることを実践したり、普段とは違う人と接したりする機会などがあることで得るものは大きいようです。
今回の実習体験を、これまでと今後の学びの深化につなげていただけたらと思います。