<思いを分かち合う 加齢や疾病により生じた困難、もどかしさやいらだち、悲しみ…ご利用される方がそれぞれに抱える思いを受容するには想像以上に多くの時間が必要です。複雑で言葉にできないさまざまな思いを汲み取り、向き合い、しっかりと受け止めることから、私たちの仕事は始まります。うまく言葉にできなくても、思いを理解し共感しようとする気持ちはきっと伝わる。そんなぬくもりのある心と心の交流を、私たちは何よりも大切にしたいと考えています。 <地域とともに>清水苑の由来。 清水苑の敷地のすぐ傍には小さな川があります。そこは「淵ヶ井」と呼ばれる、古くから清い水が湧き出て、清水苑の名の由来にもなりました。この湧水は生活水として地域の人々に古くから利用されてきました。一時は枯渇していたこの水をポンプで汲み上げ、美しい清流が復活。今では地域の人々と共同で管理しています。