「地域での見守り」ってどういうこと?

「地域での見守り」って何だろう。その答えのヒントになる集まりが地元で始まった。法人本部地域支援担当辻が、このことについてリポートします。

 

私が仕事をする東近江市五個荘川並(ごかしょうかわなみ)町自治会で、今年より「川並ささえあい会議」が始まった。

会議の目的は、集まった人々で情報交換しながら地域の困りごとや課題を「見守りマップ」という地図に落とし込んで視える化し、共有するというものだ。自治会館に集まるのは、自治会長や福祉委員、民生児童委員といった方々に加え、東近江市社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー谷さんがファシリテーション役で参加、私も地元社会福祉法人担当者としてお邪魔した。

 

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台風が通り過ぎた9月5日夜、第5回目となる会議が開催された。先ずは、前日の台風21号被害の話から・・・ワイワイガヤガヤと始まった。今回の台風は強風による被害が甚大、でも通り過ぎた後、住民のみなさんは自らが道路の掃除をしたり、公園や神社の折れた樹木の片付けをしたりされたりしていたらしい・・・。

出来る人が出来ることを・・・すばらしい!

 

そして、見守りマップを囲んで本格的な話し合いがスタート。マップには色とりどりのシールが貼られ、80歳以上の高齢者世帯、障がい者がおられる世帯、一人親世帯、福祉サービス利用者、サロン参加者、空き家、集いの場、そして少し気になる人・・・マークがされていく。

 

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前回は6月に開催されているので、その後の約3ヶ月での変化を落とし込んでマップの修正がされる。新しい課題も出ますが、亡くなられた方もおられ、マップからシールが剥がされたり、新たに貼られたり・・・。

 

見守りマップのことに限らず話題はどんどん飛ぶ。

6月から開始した子ども食堂(協働開催:六心会せいすいえん、養護老人ホームきぬがさ、地域自治会、民生委員、市社協、地区社協)のこと、子どもたちの通学見守り「スクールガード」の話題も出る。川並町では毎朝100名の児童が渡る信号があり、メンバーが毎朝夕辻立ちし、「学校に行く時はしゃべらんと整列して行くけど、帰りは大変や!ガチャガチャやし、田んぼには入るわ、しゃべってばっかりや!帰りが危ない」の話に一同爆笑。

こんな感じで、まじめな話も余談も交じり、和気藹々と進んでいく。。

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次回の開催は12月。それまでの間、地域では「気になる人」や「気にかかる人」をさりげなく見守りしていこう、とその日の参加者で確認した。

全ての住民が均等に繋がることは不可能だけど、それぞれがそれぞれの関係でつながって、濃淡を持ちながら、孤立が生まれないよう、こぼさないようにしていく。

マップの作成が目的ではあるけれど、このマップ作りのワーク自体がひとつの「見守り活動」だと感じた。

 

社会福祉法人 六心会  地域支援担当 辻 薫